瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

お釈迦様の気づきの呼吸法の話

瞑想バカの滝さんのひとり言ブログ

お釈迦様の気づきの呼吸の話

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気づきの呼吸法の話で、

お釈迦様の気づきの呼吸法が

世界的には、メインな方法です。

 

マインドフルネスの源流です。

パーリ語の仏典からです。

 

呼吸による気づきの教え

(アーナパーナサティ・スッタ)


 修行者は森に行き、樹下に行き、

あるいは空家に行って、足を組んで

坐り、身体をまっすぐに保って、

対象に満遍なく気づきを向け、

気をつけて息を吸い、

気をつけて息を吐く。


最初の四考察(身体に関する組)

 

一.息を長く吸っているときには

「息を長く吸っている」と知り、

息を長く吐いているときには

「息を長く吐いている」と知る。

 

二.息を短く吸っているときには

「息を短く吸っている」と知り、

息を短く吐いているときには

「息を短く吐いている」と知る。

 

三.「全身を感知しながら息を吸おう、全身を感知しながら息を吐こう」

と訓練する。

 

四.「身体の動きを静めながら息を

吸おう、身体の動きを静めながら

息を吐こう」と訓練する。


第二の四考察(感受に関する組)

 

五.「喜びを感じながら息を吸おう、

喜びを感じながら息を吐こう」

と訓練する。

 

六.「安楽を感じながら息を吸おう、

安楽を感じながら息を吐こう」

と訓練する。

 

七.「心の動きを感じながら息を

吸おう、心の動きを感じながら

息を吐こう」と訓練する。

 

八.「心の動きを静めながら

息を吸おう、心の動きを静めながら

息を吐こう」と訓練する。


第三の四考察(心に関する組)

 

九.「心を感じながら息を吸おう、

心を感じながら息を吐こう」

と訓練する。

 

十.「心を喜ばせながら息を吸おう、

心を喜ばせながら息を吐こう」

と訓練する。

 

十一.「心を集中させながら息を

吸おう、心を集中させながら息を

吐こう」と訓練する。

 

十二.「心を解き放ちながら

息を吸おう、心を解き放ちながら

息を吐こう」と訓練する。


第四の四考察(法則性に関する組)

 

十三.「無常であることを繰り返し

見つめながら息を吸おう、無常である

ことを繰り返し見つめながら息を

吐こう」と訓練する。

 

十四.「色あせてゆくことを繰り返し

見つめながら息を吸おう、色あせて

ゆくことを繰り返し見つめながら

息を吐こう」と訓練する。

 

十五.「消滅を繰り返し見つめながら

息を吸おう、消滅を繰り返し見つめ

ながら息を吐こう」と訓練する。

 

十六.「手放すことを繰り返し

見つめながら息を吸おう、

手放すことを繰り返し見つめながら

息を吐こう」と訓練する。

パーリ語原典より、井上ウィマラ訳) 

 

特に解説することなく、このままです。

とてもシンプルですが、

最初は、あなたの脳と身体が

抵抗するので、少しずつ進めて

ください。

 

一番目が、快適に60分続けられたら、

次に進んでいいと思います。

気づきも、強烈に気づき出したら

集中して来ます。

やってみてください。