瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

気づきってなに?

気づきの話しです。

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(青森県深浦海岸からの日本海)

 

瞑想で、気づきって言葉が

良く出てきます。

 

気づきって何だろうと疑問に思っている人に

ヒントになれば良いなと思います。

 

呼吸に気づきを向けましょう、と

良く聞きますね。

 

呼吸に意識を向けるということですね。

言い換えると

呼吸に意識的になるということです。

 

この話しの結論を先に言いましょう。

 

気づきとは、イコール

意識的になることです。

 

インド聖者の言葉を使うと

意識とは、純粋な気づきです。

 

と、言われます。

少し、説明していきますと

気づきには、

純粋な気づきと、

不純な気づきがあるということです。

気づきには、レベルがあるということです。

 

インド聖者の方々の本を読むと

共通して、強烈に気づいているということです。

 

比べて、私たちは、

気づいていない生活をしています。

 

今、一瞬、呼吸が、

吸われているのか、吐かれているのか、

全く気にしていないのです。

 

気づきを向けるとそこに

無限の喜びのエネルギーがあるのです。

気づいて繋がれるのです。

 

私たちは、

気づいていない生き方してますよ、

気づいている生き方しましょう。と。

 

ただシンプルに、

そんな話しです。

 

そして、多くの聖者はこう言います。

スピリチュアルな道において、

気づきは、最初のステップであり、

気づきが、最後のステップです。

 

気づきは、大事なことで、

気づきを深めていけばいいんだと、

教えてくれています。

 

そしてこの

気づきを向ける対象は、

呼吸、身体、考え、心と進みます。

 

最初は、呼吸に気づくことからスタートし、

段々とステップアップして

ボディの身体の触覚、温感、冷感、に気づきを

向けるようになります。

 

そして次に、

自分の考え、思いに気づいています。

観察すると言い換えても良いです。

 

野鳥観察するように、

自分の内側の言葉、考えを観察します。

 

自分の考えの内容が悪くても、

良くても、どちらでもかまいません。

内容は、進歩に関係ありません。

自分の内側の言葉を観察します。

 

ネガティブなことを考えたらダメだと

思うことが、進めない壁になります。

 

実際に観察すると、

ケツ痛いなあ、腹減った、疲れた、

こんな感じです。

 

この心の観察を

本気でやれば、

自分というスペースに

考えが、入って来て、出て行くということを

実際に観察するでしょう。

 

まるで、息が

鼻から出たり、入ったりしているのと

まったく同じなんだと。

 

そして、自分は、

ただ、スペース、空間なんだなあと、

気づきます。

 

自分、イコール、スペースなんだ。

空間なんだ。

 

もしかして、

お釈迦さまが言ってる空(くう)って、

このスペースのことなんじゃないかな。

 

そして、

気づきが、宇宙空間にまで広がることです。

意識が宇宙空間にまで広がることです。

 

それは、気づきを持った宇宙全体のことです。

私は、宇宙空間の点にしか過ぎないけど、

宇宙空間とつながっていると感じるのです。


銀河系、星々、地球、動物、植物、人間、その他のすべてが

私の気づきです。

 

全てが、意識です。


意識以外のものはありません。

 

シヴァ神の帰依者が、目覚めて、

どこを見ても、シヴァ、乞食を見ても、シヴァ、

花を見ても、シヴァ、月を見ても、シヴァ、

山を見ても、シヴァ、私は、シヴァ。

と言った意識状態は、これなんだ。


意識とは、客体でもあり、また主体でもあります。

 

意識とは、あなたでもあり、私でもあり、私たちは繋がっている感覚です。

 

あなたは、私。私は、あなた。


存在するものすべての内側と外側には、壮大な意識の場があります 。


意識の探求は、

空を飛ぶ鷹が空中で、空と呼ばれているものを探しているようなものです。

空は、何処だろう?

 

海を泳ぐマグロが海中で、海は何処だと海を探しているようなものです。

海は、何処だろう?

 

土の中のモグラが、土って何処だと、土を掘りまくるようなものです。

土は、何処だろう?

 

意識のスペースのなかで、人間が、意識って何処だと探しまくるようなものです。

意識って何処だろう?

 


あなたは、自分がその意識の一部であること、

そして自分がその意識自身であることに気づく必要があるのです。

 

では、呼吸に意識を向けて

呼吸に気づき続けながら、

ゆっくり呼吸観察しましょう。