瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

目撃の体験

瞑想バカ滝のひとりごと

今日は、目撃の体験です。

まず、観察の要素で、

1、観察の対象

2、観察者、目撃者

3、観察の空間

があります。

呼吸観察瞑想でいくと、

1、呼吸の流れ

2、瞑想者の私

3、瞑想の部屋

です。

呼吸の流れを観察する意識を

はっきり持つと、

観察して目撃している意識が

はっきりしてきます。

ここが一番大事です。

目撃の意識を持つために

観察するのです。

呼吸観察しながら、

観察を目撃している意識が

大事です。

観察対象は、呼吸でも、

味覚でも、歩行の足裏の皮膚感覚でも

音でも、何でもいいのです。

私が目撃している意識が

大事です。

観察しないと、目撃することが

ないので、まず観察です。

また、普段、観察と観察者が

一緒になってしまい、目撃する

ことがなくなっています。

呼吸でいうと、

吸うはくに、意識的になっていないので

私が今、吸っているのか、

吐いているのか無意識です。

私が観察しないで、ただ漫然と

流されて、多分こうだろうという

思い込みで動きます。

呼吸の鼻粘膜の呼吸の流れが

はっきりとしてくると、

私の見る意識も、はっきりして

来ます。

この二つがはっきりしてきます。

呼吸の感覚と見ている私です。

この見る意識が、だんだんと

進むと、

呼吸観察瞑想してる私を、

客観的に見れるようになってきます。

さらに進むと

私の少し後ろの木の上から鳥が

私を見ているように、

鳥の目線で私自身を

見れるようになります。

俯瞰して、私を見れるようになります。

さらに

意識が広がって、

私の肉体からさらに広がって、

私がいる部屋くらいに

私の意識が広がって、

観察が呼吸から、部屋全体にまで

広がっていくのです。

部屋全体の隅々まで

意識が注意深く見れるようになります。

これを目撃の体験と言います。

蛇口の水が、一滴ぽたっと

落ちる音がすごく大きく聞こえたり、

します。

呼吸観察瞑想は、

呼吸観察感覚がはっきり敏感になり、

それと

私の観察している見る意識がはっきりと

してきて、二つはっきりしてくる

感覚があると言うことです。