瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

呼吸とクリシュナの笛

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瞑想バカ滝のひとりごと

呼吸とクリシュナの笛の話。

呼吸観察を色々な角度から

見ています。

呼吸観察を客観的に見ていくこと、

そして、ゆだねる、献身、放棄、

空の感覚のヒントになればと。

 

えー、クリシュナさんが

横笛、インドの竹の笛、

バンスリーを吹いている絵です。

これで、説明すると、私たちは

笛です。

客観的な意識で見ている立場が

クリシュナさんです。

笛の中を流れる空気が

私たちの呼吸です。

私たちと客観的な意識が

うまく繋がったとき、

調和が取れている時は、

笛がいい音で鳴っている時です。

このたとえは、分かりやすいかも

と思います。

 

さて、本題に入りますね。

私たちは、笛です。

呼吸観察をしている時、

笛は、笛の仕事に徹した方が

いいですよね。

笛は、

音楽に口を挟まないものです。

笛は、吹き手の演奏に

ゆだねるのです。

笛は、笛から吹き手の意識に

シフトしてるのです。

笛は吹き手に同調して、

吹き手の身体の一部に

なっていきます。

呼吸観察を例えていうと、

そんな感じです。

 

私たちは呼吸観察しながら、

私たちの肉体意識から、

深層意識や、拡大した意識に

意識をシフトさせ、拡大意識に

溶けていくのです。

意識を拡大しながら、呼吸の

感覚が敏感になり、鋭敏になり、

その鋭敏な感覚を拡大した意識

で観察するのです。

私たちは、笛からクリシュナに

溶けて、同調して、演奏するんです。

 

私たちは、笛です、

私たちは、クリシュナです、

私たちは、息です。

三つを別々に感じながら、

三つを一緒に、一体化して、

感じます。

 

まとめ、

笛が、笛の中の空気を感じるのは、

スタートラインです。

笛は、笛から吹き手の

クリシュナの息にゆだね。

クリシュナの意識で、

息を感じ、笛を吹きます。

クリシュナさんが笛を吹き、

いい音を奏でると、

周りの人が笛の音に癒されます。

拡大意識からの呼吸観察は、

調和的な意識を周りに

広げていきます。

 

私たちが、笛の仕事に徹している

ゆだねることが、いい演奏になります。

ヨガ的なゆだね。

このゆだねることが、

ヨガ的な献身です。

笛のいい音が一番いいのです。

いい演奏が献身です。

そこを目指します。

いい演奏の為には、

笛の立場のワガママや、

笛の立場の見方を

捨てて、大きな見方をすること。

これが、放棄です。

笛として放棄したら、

大きな自由を感じます。

小さな笛の枠を捨てて、

大きなクリシュナの立場に

溶けていくのです。

周りから見たら、ただの

中古の笛ですが、

笛は、笛とクリシュナと

二つの立場を持っていきます。

外見は、何も変わらないのですが

内側の意識が変わるんです。

内側の拡大意識が笛に

本当の自由を感じさせて、

内側の意識は、何でもなれる

何でもできる、何でも入ると、

拡大した意識は、広がって

地球、銀河、銀河団、宇宙を感じます。

この小さな笛の中に、

意識は何でも入ると

いう感じです。

大きなつぼのような空間を

例えて、お釈迦さんが

空と表現したんです。

宇宙でも入るつぼです。

つぼの空間を空といい、

空とは、何にもないというものでは

なく、何でも、宇宙でも入る

何でも入る大きな自由を空と

表現したのです。

圧倒的な開放感、圧倒的な喜び。

むなしい空ではないです。

 

今回は、

呼吸観察は、私と

呼吸の二つではダメですよ。

私と呼吸と拡大意識の三角関係が

必要ですよ。

笛とクリシュナと息と、

三つの調和が取れていないと

いい演奏ができないですよ。

と言うひとりごとでした。

ヒンドーでは、

クリシュナの笛は、

放棄や献身、バクティ

シンボルになっているのです。

笛に徹した方が速いです。

呼吸観察で、空まで行けます。

 

瞑想格言

呼吸観察に始まり、

呼吸観察に終わる。