マドヴァアーチャリヤ
瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ
マドヴァアーチャリヤの話。
日本では、ほとんど知られて
いないですが、インド哲学の
非常に大事な先生です。
お顔を拝見しますと、
目がくりっとしていて、
聡明な方のように見えます。
この写真は、150年前に書かれた
絵です。
カースト制度の最下の人も等しく
救われると言った人です。
これは、すんごいことです。
それまで、
バラモンしか救われないと
されてきましたから、
革命的です。
ビシュヌ宗マドヴァ派の開祖と
されています。
カルナータカ州マイソール
ウディピUdipi出身。
不二一元論を否定して二元論を唱えて
シャンカラ派と対立したと
されています。
さてここから、ひとりごとです。
ヴァイシュナバの中では、
シャンカラの不二一元論は
素晴らしいのですが、目覚めの
体験から、少し訂正が必要だと
覚者の間では言われていました。
その仕事をヴァイシュナバを
代表して世の中に
オープンにしたのが
マドヴァアーチャリヤです。
シャンカラ派との対立は
世代が変わって大きくなりますが
マドヴァご自身は、
ヴェーダーンタ学派の流れを
くむものと考えていました。
私は、マドヴァさん大好きです。