瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

呼吸観察と歩行観察

瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ

呼吸観察と歩行観察は似てるの話。

呼吸観察瞑想と歩く瞑想は別のものでは

ないです。むしろ似てます。

食後に歩く瞑想したり、

気分転換に歩く瞑想したり、

してみてはどうでしょうか。

 

 

アーユルヴェーダでは、

食後10分くらいして落ち着いたら

軽い散歩を推奨してます。

歩くことで胃腸が動き消化が促進され

ますよね。歩いたらすぐに

食い過ぎたと分かりますね。

ミートゥー、私も同じです。

 

 

さて、歩行観察瞑想ですが、

歩くこと全体を観察したらいいけども

大変です。そこで、

足の裏だけに注目して、

足の裏に目があるように、

足の裏の皮膚感覚を敏感にして、

ゆっくり歩きます。

目をつむって少し歩いてみてください。

視覚情報が無くて、

足の裏の感覚で地面を探る感じ。

その感じです。

足の裏の感覚だけで歩いてみましょう。

 

 

さらに

裸足になって歩いてみましょう。

普段は、目で歩いてます。

普段は、視覚で歩いてます。

足の裏の感覚は入ってきているけれど

無視しています。

無視している感覚を無視しないで

注目してみます。

 

 

それを

聖者は、

歩いているのに歩いていないと

言うのです。

歩いているのに歩くことを無視して

歩いています。

矛盾していることをしてます。

そして、

生きているのに生きていないとも、

聖者は言います。

生きているのに生きることを無視して

生きています。

非常に矛盾して、生きてます。

その無視を、矛盾をシンプルに

戻すのが観察です。

 

 

ゆっくり歩きます。

ゆっくり足のカカトを下ろして、

地面につけていきます。

小石があって、小石を足の裏の

皮膚が感じたら、避けようと

バック出来るくらいゆっくりです。

小石を踏みしめても大丈夫だと

足の裏の感覚だけで思ったら

ゆっくり踏み込みます。

 

 

これを右足左足と続けます。

足の裏の感覚にフォーカスします。

頭の中では、

私自身がビーチサンダルになった

感じで、歩くイメージです。

非常に脳を使います。

 

 

足の裏の感覚に慣れてきたら、

歩く様子をカメラに撮影されていると

イメージして、

カメラマンの目線でも歩く様子を

観察します。

足首の曲がった角度、膝の角度、

大臀筋、中臀筋、腰のひねり、

手の振りなどなど。

歩く様子を客観的に見ます。

体内の筋肉の動き、深部感覚を

研ぎ澄まし、観察します。

身体と私と大いなる目線の三角関係

で観察します。

 

 

歩く瞑想に、呼吸を載せてみることも

します。例えば、

右足で吸う、左足で吐くとか。

右足左足で吸う、右足左足で吐くとか。

 

 

歩く瞑想にマントラジャパを重ねて

みることもします。

歩きながらマントラを唱えて数珠を

持って数えます。

例えば、歩きながら

オームナマシヴァーヤ、

オームナマシヴァーヤ、

オームナマシヴァーヤ、

などなど、あります。

 

 

観察瞑想で

気づきを向けられるものは無限に

あります。

食べることだと、食べる瞑想

風呂に入ることだと、風呂瞑想

掃除して、掃除瞑想

洗濯して、洗濯瞑想

ヨガのサンニャマにあたりますが

それはまた今度にします。

 

 

歩行観察は、足の裏に目があるように

足の裏で床を舐めるように、足の裏で

地面の音を聞くように、五感を足の裏に

集中してゆっくり歩いてみましょう。