瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ
ナラシンハ ジャヤンティの話。
ナラシンハ神のお祭りの日が、
2020年は5月6日の今日です。
チェンナイのビシュヌ寺院で
ナラシンハ神の石像を拝観ました。
（写真禁止でした。）
エネルギーはパワフルです。
半獣半神の神さまですから、
荒々しいところもあり、神さまの
慈悲もあり、両方とも備えた
神さまです。
ナラシンハ、ナラシンガ、
ナラシマ、ヌリシンハ、など
呼び方がいろいろあります。
チェンナイのビシュヌ寺院の
ブラーミンが、タミル語で
ナラシマ、ナラシマ、ナラシマと
私に説明してくれました。
タミル語で日本語っぽく
聞こえるのは、たくさんあるのですが、
（タミル語と日本語は似てるね）
私にはナラシマが、
「ながしま、長嶋」に
聞こえていました。
はぁ〜、長嶋さんかぁ、
すごく日本人向けの神さまやなぁ
と思った記憶があります。
、、呑気過ぎるわー。
ナラシンハ神は、ビシュヌ神の生まれ
変わり、アバターと崇められて、
神の激しい質であらわされ、
獅子ライオンと神さまが融合した
特別な神さまです。
乱れたダルマを復元する神さま、
あなたを災難、迫害、困難から
守る守護の神さまです。
抵抗に打ち勝つ神さまです。
外側の悪を破壊してくれる神さま。
内側の悪を破壊してくれる神さま。
悪から救って引き上げてくれる
神さまです。
今の時期この力強い神さまが必要だと
思います。
ナラシンハ神が邪悪なヒラニャカシプ
を膝の上にのせて、お腹を引き割いて
いる神像を見ます。
これは、私たちの内側マインドの
悪い部分を破壊してくれることを
象徴しています。
私たちの内側を綺麗にしてくれる
ことをあらわしています。
詳しくは、ナラシンハの物語を
お読みください。
ナラシンハという言葉の
ナラは、ナーラーヤナ神。
シンハは、獅子、ライオンです。
ナーラーヤナ神の獰猛な側面で、
私たちの内側の変容を力強く
強引に、進めます。
私たち自身の抵抗すら叩きのめして、
上に引き上げ、恩恵をくださいます。
スパルタですなぁ。
また、ナラシンハ神は、
柱の中からあらわれました。
どこでもあらわれる神さまです。
また、どこにでも隠されている
神さまと崇められています。
祈る人のすぐ近くに隠れています。
猛烈に怒ったナラシンハ、
怒りの炎を放出するナラシンハ、
戦う戦士の強さを与えるナラシンハ、
怒涛の変容をもたらすナラシンハ、
隠されているナラシンハ、
祝福を授けるナラシンハ、
混乱に穏やか平和を授けるナラシンハ、
豊かさラクシュミーと一緒のナラシンハ
死の概念を破壊するナラシンハ、
などなどと呼ばれます。
オーム ナモー ナーラーヤナーヤー
ナラシンガ デーヴ ナモーストゥテー
