瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

道のりの話つづき

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前回のつづきです。

 

 

呼吸観察しましょう。

内側の会話を観察しましょう。

内側のストーリーを観察しましょう。

内側のレッテル貼りを観察しましょう。

苦しみの発生する流れを観察しましょう。

という話をしました。

 

 

では、内側の会話に目を向けると

雑念だらけの私たちは、どうしたらいいのでしょうか?

 

 

内側の会話がネガティブなものしか無いのですが、

どうしたらいいのでしょうか?

 

 

となります。

呼吸観察だけで、静寂を感じる人は、

その道が合っています。

その道を進んでください。

 

 

人それぞれ相性がありますから、

相性の合う道を選んでください。

 

 

80億の人がいれば、

80億の道があります。

 

 

ここでは、雑念やネガティブな考えを

プラスな物に置き換える、

『置き換え法』

を紹介したいと思います。

 

 

例えば、

『サカナ、サカナ、サカナー、

サカナを食べるとー、

アタマ、アタマ、アタマー、

アタマが良くなるー。』

 

 

などのキャッチーな歌は、

頭に残りやすく、グルグルと

ループしやすいです。

 

 

このような方法で

ネガティブな考えとポジティブな考えを置き換えるのです。

これは効果があります。

 

 

プラスの祈りで置き換えてもいいです。

アファメーションで置き換えてもいいです。

好きな歌で置き換えてもいいです。

 

 

具体的には、

マントラで置き換える方法の紹介です。

 

 

マントラは、

長い時間、使われて、

安全性と効果があって、

今も使われているようなものです。

 

 

マントラも種類がたくさんあります。

自身に合うものを選びましょう。

 

 

瞑想のマントラは、

グルマントラと、シッダマントラ

2つに分かれます。

 

 

グルマントラは、

グルプージャ(伝統の先生への感謝の儀式)をして

耳元でマントラをささやかれます。

そのマントラを瞑想します。

 

 

マントラを秘密にするのが原則で、

秘密にすることで、代々のエネルギーの

貯金も受け継ぐといわれます。

マントラの秘密を公開すると

シャクティが抜けてエネルギーが

無くなるとされています。

 

 

シッダマントラは、

例えば、ガーヤトリーマントラ

ように誰でも知っているマントラです。

誰でも唱えて良いとされています。

多くの人が唱えているのでパワーがあり、

安全性もあるとされています。

 

 

グルマントラを持っていない人は

シッダマントラにしましょう。

 

 

好きな神さまを見つけ、

その神さまのマントラでもいいです。

 

 

今日は、インドで人気のある

ナラヤナ神のマントラ

紹介します。

 

 

ナラヤナ神とは、ヴィシュヌ派の永遠の最高神です。

 

 

『オーム、ナモー、ナーラーヤナーヤー』

Om Namo Narayanaya

というマントラです。

 

 

YouTubeなどで、

発音を確認してください。

 

 

インドでは、

108のビーズの数珠を使い、

108を1ラウンドとして、

16ラウンド唱えます。

 

 

それが終わった後も

仕事をしながら

心の中でマントラを唱えます。

 

 

最初は慣れないですが、

慣れて来ると、

頭の中で自動的に無限ループします。

 

 

24時間の中の

起きている16時間の中で、

50%の8時間を超えて

マントラを唱えていると

相転移があり、

大きな変化があるといいます。

 

 

インドで有名な話です。

ラーマ神を信奉している僧が、

『ラーマ』をいうマントラ

唱えていました。

『ラーマ、ラーマ、ラーマ、・・・。』

頭の中は、ラーマというマントラ

無限ループの状態でした。

 

 

この僧は、朝暗いうちに起床して

沐浴に出ました。そしたら、

道の途中で何かにつまづき、

転びそうになり、とっさに出た声は、

『ラーマ!』

でした。

 

 

もう、脳の思考回路が『ラーマ』しか出ないように

なっていたんでしょうね。

この話には、つづきがあります。

 

 

この僧がつまずいたのは、

以前から、マントラをもらいたいと思っていた

同じ村のイスラームの男でした。

 

 

このイスラームの男は、マントラを授けてくれと

何度頼みに行っても

断られるので、作戦を立てました。

 

 

僧が朝暗いうちに沐浴するのはわかっているから、

僧が通る寺から川の道に寝ていれば、

つまづいて、マントラを叫ぶだろうと。

 

 

そして、その計画通り、

僧は男につまづき、『ラーマ!』と叫びました。

 

 

そして、その『ラーマ』というマントラ

僧からのグルマントラとして、

大切に受け取り、

マントラジャパムを始めました。

 

 

今日は、ネガティブな思考を

マントラで置き換える方法を

紹介しました。

 

 

マントラは大事ですが、

マントラよりも『静寂』

が大事です。

 

 

マントラを唱えていると、

マントラが消えて『静寂』

になったり、

毎日何時間もマントラを唱えているのに

急にマントラが出て来なかったり、

いろいろな事もありますが、

あまり気にせずに、

マントラを唱える生活を楽しんでみてください。

(終わり)