瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

瞑想から見たうつ

瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ

瞑想から見たうつの話

うつ病の人増えていますね。

コロナの影響で、

経済的理由から

うつになってしまう人増えそうです。

細かく色々な場合がありますが、

大まかなパターンのうつについて。

 

 

瞑想からうつを二つの段階で

分けて見ることができます。

マインドのうつと、

脳のうつです。

 

 

マインドは、心の表面の

私たちの日常の考えです。

マインドのうつは、日常の考えが

うつになってしまうこと。

脳のうつは、脳のネットワークが

うつになって、脳の大脳皮質の

神経細胞うつ状態になること。

脳神経のうつの反応から身体も

うつになること。

大まかに言えばそういう感じです。

 

 

まずは、

マインドのうつを癒していくように

します。

うつの考えが、一日中何百万回も

繰り返していますから、

何もしていなくても身体が

ぐったりしてしまいます。

うつの人の方が、普通の人よりも

病気になってしまうくらい

思考活動していて、心も身体も

疲れきっています。

夜も眠れないくらい、

高速思考活動しています。

ですから、

まずは、マインドのうつを癒して

いきましょう。

心と身体は繋がっています。

 

 

マインドのうつを癒していくと、

脳のうつも癒していけます。

繋がっています。

 

 

マインドのうつのほとんどは、

戦いです。

戦闘態勢です。

臨戦態勢です。

防御態勢です。

 

 

自分との戦い、

自分批判。

私はダメだ、私はバカだ、

私はブスだ、などなど。

自分の外見批判。

自分の環境批判。

自分の家族批判。

自分の学校、会社批判。

自分の人生批判。

などなど。

 

 

自分を批判して、

自分で自分を攻撃して、

自分で自分を分断して、

いじめます。

分断されない自分を分断して

ダメだ、ダメだといじめますから、

ものすごいエネルギーを使います。

普通の人よりエネルギッシュです。

うつの人がそのエネルギーを

瞑想に向けたら、すぐに僕は

追い越されるなぁと思います。

 

 

自分以外の周りにも、いちいち

反応しておしゃべりすること。

周囲に、

戦闘態勢を、

臨戦態勢を、

防御態勢を取っています。

なんだよー。

またかよー。

バカかよー。

たのむよー。

などなど。

心穏やかに安らぐ時間が

ありません。

 

 

このようなマインドが反応して

おしゃべりすること。

絶え間なく、何にでも

ひとこと言うこと。

繰り返し小言を言い続けます。

小言を言い続けるクセ、

習慣があります。

自分の周りに機関銃を

撃ち続けているのです。

 

 

あなたの内側で、

こうあるべきだという、

間違ったプログラム、

バグがあります。

このバグが、絶え間ない小言を

出させます。

ネガティブなコメントを出します。

周りに機関銃を撃ち、攻撃します。

自分を守るためです。

自分を守るために、

ネガティブなコメントを出し

続けます。

あなたは自分で自分の敵になります。

 

 

自分を守るためにあなたは

葛藤しています。

こうあるべきだというバグが

あなたを苦しめます。

 

 

例えば、

家族はこうあるべきだ。

家族はこうあるべきではない。

お父さんもっとこうしてくれたら

いいのに。

この家に生まれなきゃ良かった。

などなど。

 

 

 

この葛藤の苦しみの中にある時は、

苦しみから逃げるために

さらに葛藤し、さらに攻撃して、

さらに自分を分断して、

さらに疲弊して、さらに苦しみます。

 

 

逃げようとすると、より深く

傷つくことになります。

自傷です。

 

 

この内側の戦い、内側の自傷

辞めるためには、

バグを消して、

周りに機関銃を撃ち続けている

習慣を、辞めることです。

 

 

こうあるべきだという

あなたの思い込みを捨てて、

ネガティブなコメントを

辞めることです。

 

 

あなたは、ありのままに

見ていません。

ありのままに見ることです。

あなたは、こうあるべきだという

色メガネで見ています。

色メガネを外して、

ありのままに見ましょう。

 

 

ありのままに見ていれば、

葛藤も、戦いも、

自分を守ることもありません。

ただありのままに見ることです。

ただありのままに見るために

ただありのままに観察することが

大事です。

ただ観察者にはなります。

 

 

観察者になれば、

ネガティブなコメントは

余分なことになり、自然と

なくなります。

深い気づき、深い落ちつきの

状態になります。

 

 

観察者、

こうあるべきだという思いがない。

上でも、

下でも、

右でも、

左でも、

前でも、

後ろでも、

なんでもいい。

なんでもいいし、

何も無くてもいい。

圧倒的な自由、

これでいいと思う

自己肯定、自己承認。

他に認められたいとも、

思わない、

圧倒的な安心する状態。

ネガティブなコメントが

出したくても

出てこない状態。

くつろいでいる状態。

くつろいでいるから、

周りもくつろいでいることが

できる状態。

批判することがない、平和な状態。

 

 

失敗は、失敗でよし、

失恋は、失恋でよし、

離婚は、離婚でよし、

解雇は、解雇でよし、

プラスの経験も、

マイナスの経験も、

この地球での、

体験学習だと思って、

観察者でいましょう。

そこで、

観察瞑想をオススメします。

 

 

赤ちゃんが成長して歩くまでに、

何回転ぶでしょうか、

転びまくりです。

転びながら、笑って、泣いて

転び遊びします。

転び遊びしてるうちに、

間違って歩きます。

転び遊びいいと思いませんか。