瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

呼吸の喜び 前半

瞑想バカ滝のひとりごとブログ

呼吸が喜びになる話です。

呼吸の話題でここまで来てます。

途中、猿の話もはさみまして、

(動物ネタは、訪問者が増えるんです)

呼吸を丁寧に見る話や、

呼吸観察は、鼻粘膜で空気の流れ

を感じる触覚の敏感さが大事だと

いうことと同時に、

観察している私の存在意識が

際立つ事も大事だと

いうことを話してきました。

観察の対象と観察者が大事だと

いうことでした。

 

簡単にまとめると、ただ単に

呼吸をすうはくだけでなく、

呼吸の変わり目まで、丁寧に

観察すること。

そして、鼻粘膜の小さな

部分だけに絞って、はじめは、

鼻の穴の中の小さなところだけ

観察したらいいと思います。

その呼吸の息の流れを感じる

皮膚の触圧覚を敏感に感じ、

触覚の敏感さと、感じる私の

意識の感覚を高めます。

高めるというふうに、言いましたが

瞑想で、瞑想が深くなっていく、

心の深層に入って行く感覚があります。

 

心が深く入って行くにつれて、

呼吸は、浅く柔らかな呼吸に

なってきます。

そのため、鼻粘膜の空気の流れ

も少なくなり、呼吸の観察の

部分が少なくなってきます。

しかし、呼吸の観察に意識を

向けていながらも、観察している

私が見ている感覚、私の

意識がはっきりとしてきます。

さらに進むと、呼吸の観察をも

手放していきます。

呼吸の観察を使って、深く入って

呼吸の観察を手放していきます。

わたしの存在意識だけになって

いきます。

ただ、目撃者になります。

呼吸観察瞑想は、呼吸観察に

感覚をまとめて、それを手放していく

瞑想なんです。

日常的に五感に振り回される私が、

五感から自由になり、開放される

瞑想法なんですよね。

たとえると、

わたしの心が、呼吸観察という

船に乗り、深層意識という岸に

着いたら、船を降りるんです。

呼吸観察は、心を運んでくれる

船のような道具なんです。

道具をうまく使いこなすことが

瞑想のコツなんです。

瞑想は、技術なんです。

ギターやピアノと同じで

練習すれば、練習するだけ

うまくなり、サボれば

サボった分だけ

周りから遅れるんです。

 

ここで、大事なこと。

瞑想で意識の深く入って行くと、

眠くなる道と、意識がはっきりと

してくる道と二つあります。

二股の分かれ道があるのです。

眠くなるのは、途中までいいんです。

瞑想として、正しい方向に

潜っていますが、

寝てはいけないです。

瞑想と睡眠は、分けてください。

最近の瞑想アプリは、

睡眠のための瞑想とかで

瞑想しながら、睡眠に

落ちていくのがいいことに

なっていますが、それは

クセになり、寝てばかりに

なってきます。

眠くなったら、瞑想やめて、

寝る!

というふうにしてください。

瞑想に慣れてくると、

二股分かれ道があるポイントが

わかってきて、うとうとしたら

目を強く二、三回つむり

仕切り直して

瞑想の進む道を修正して

意識のはっきりとした方に

深く入って行くのです。

さて、

私たちが呼吸を普通に、

吸うはくだけでは、

別に何も考えませんよね。

空気の中で呼吸してる分には

あたり前です。

でも、海に潜ってみると、

酸素の大事さ、息が吸えないことの

苦しさ、死んじゃう、怖い!

色々思うことがあります。

キューバダイビングの

酸素ボンベの呼吸は、

命かかってますから、慎重に

呼吸しますね。

呼吸の大事さ、呼吸の尊さを感じ

ますね。吸う息に感謝して

はく息に感謝して、祈りながら

呼吸しますね。

この感謝して呼吸するの感覚は

頭では、わかってもらえると思います。

(後半に続く。)