瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

マインドゲームの話

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マインドとは、心です。

心の考えのことです。

 

 

マインドとハートは違います。

ハートは、感情です。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、嫌悪したり。

 

 

マインドの中に天使と悪魔がいて

会話するマンガを見たことがあると思います。

 

 

あれが、私たちの日常で

ずっと繰り返しているのです。

 

 

私たちは、マインドの会話に

気づいていません。

 

 

マインドの会話に気づいて生活しましょうという

それだけの話です。

 

 

私たちの日常行動は、

マインドの会話に支配されています。

 

 

それに気づいていないので、

まず、気づくこと。

 

 

次に良く気づいて、

マインドを良くしようとしても

私のマインドは変えられないと

気づくこと。

 

 

私のマインドはコントロール出来ないと

気づくこと。

私は、マインドの奴隷だったと

気づくこと。

 

 

ここまで内観しましょう。

 

 

わたしたちが質問したり、答えたり、考えている間は、
我々はマインドのフィールドにいます。

 

 

そしてこの考えのゲームは延々と続きます。

(覚醒するまで、眠りから覚めるまで。)

 

 

それはマインドにその能力があって、質問をエンドレスにしたり、

エンドレスに答える事ができるからです。

 

 

ちょうどタマネギの皮をエンドレスにむいている感じです。

結局どこにも到達しません。

 

 

ですから唯一の解決策は、

マインドの中から飛び出してマインドの支配から自由になることです。

 

 

マインドがそこにある限り、我々は何も経験することができません。

 

 

水を飲んでも、水をちゃんと体験していないのです。

 

 

呼吸をしていても、空気をちゃんと体験していないのです。

 

 

歩いていても、足の裏の地面をちゃんと体験していないのです。

 

 

ちゃんと体験していないので、やり直して来なさいと

また、地球に戻されるのです。

 

 

体験学習が終われば、

次に行けるのです。

 

 

マインドがなければ、物事をダイレクトに体験し、

その体験は、ただ喜びです、ただ愛です。

 

 

この喜びの体験が無ければ、

 

 

右の頬を打たれて、

左も打ちますか?と差し出すことは、

出来ないです。

痛みさえ、喜びのエネルギーなのです。

 

 

だから、私たちは

マインドを通さずにダイレクトに体験する

練習が必要なのです。

 

 

マインドとは、古来から生き延びるために

サバイバル生活で戦って来た意識です。

 

 

マインドは古いものです。

何百万年もマインドの中で生きて来ました。

 

 

マインドは生き残る意識です。

マインド自身が、元来答えを望んでいないので、

質問に対する答えをマインドは発見できません。

 

 

マインドは自分のサバイバルのために戦っています。

相手を蹴落とすこともして、生き残って来ました。

 

 

我々はマインドの意識に囲われて、
何も経験することができません。

人生で何ら経験できていません。

 

 

皆さんが一般に「経験」と呼んでいるものは、

本当の意味で経験ではありません。

 

 

一度でいいのでマインドから出る事ができれば、

経験することは、素晴らしいことだとわかります。

 

 

そして初めて、

無条件の喜びと無条件の愛を発見できます。

 

 

理由なく喜べて、理由なく愛せる体験です。

 

 

あなたが知っているようなものはすべて条件つきです。

すべて、何か理由があります。

 

 

そしてもう1つは、すべて対立を生む『自我』

という物で成り立っています。

 

 

そして自我は思考を使い、思考は測定をして、

比較します。損得、優位。

 

 

マインドは思考に基づいています。

ですからマインドは相手と分離させます。

 

 

思考も分離させます。

自我も分離させます。

全てが対立を生みます。

 

 

ですから私達は自分の内面で分離し、家族が分離して、

私達の社会も分離して、私達の文化、文明まで分離して、

この地球全体が分離していて、終わりがありません。

 

 

ですからこのゲームを終わらせる必要があり、

その唯一の方法が目覚める事(アウェイクンド)です。
 

 

ワンネスの意識では、あなたとわたしは、

統一意識の中で一つです。

一つだから、喧嘩も戦争も起きようが無いのです。

 

 

自分で自分の顔を殴るひとは

いないのです。

 

 

だから、左の頬を叩きますか?と差し出されたのは、

自分自身の顔なのです。

 

 

今現在、自分自身の顔を殴る人ばかりだから、

早く気づいて欲しいと願うのです。

(終わり)