瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

シルディのサイババ

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今日は、シルディのサイババについてです。

日本では、ほとんど知られていないのですが、

インドでは、今でも人気です。

 

 

シルディのサイババさんは

サティア サイババさんと間違えやすいですが、

違う人です。

(アフロヘアの人)

 

 

ナチュラルスピリットのこの本は、

インド人が書いた

インド人向けの本の翻訳なので

かなり上級者向きです。

興味ある方はどうぞ。

 

 

1918年に約80歳で亡くなった精神的指導者です。

インドの西側、マハラシュトラ州のシルディという村に

現れたから、シルディのサイババと呼ばれました。

かなり、最近の人です。

 

 

サイとは、托鉢僧という意味。

シヴァ派をサイヴァイトと言うので、

サイはシヴァ派と思いがちですが違います。

 

 

ババとは、お父さん、お爺さん、老師、師匠という意味。

シルディのサイババとは、

シルディ村の托鉢僧の老師という意味。

 

 

この格好は、イスラーム教の僧スーフィーの服装です。

そして、荒廃したモスク、イスラーム教の寺院に住んでいた。

そのため、初めはイスラーム教だと思われた。

 

 

彼のすごいところは、

イスラーム教もヒンドゥー教も同じだと

断言して、奇跡を行い

イスラームの信奉者と

ヒンドゥーの信奉者の両方から

崇められました。

 

 

彼の有名な言葉、

アッラーもラーマも同じなのに、

どうしてそんな言い争いをするのだ。』

 

 

『神には手が届かないと誰が言ったのか?』

 『神はあなたのハートの家に住まわれる。』

 

 

シルディのサイババは、病気を治療する奇跡を数多く行った。

また、経済的に豊かになる奇跡を数多く行った。

シルディのサイババの弟子達は、修行者には珍しく

裕福な人が多かった。

そのため、病気の治癒や経済的豊さを

求めて、信奉者が集まるようになった。

 

 

シルディのサイババは、こう言った。

『人々は、病気、金のことばかり言う。

もううんざりだ。ここにもっと宝が

あるのに知らんのだ。』

 

 

病気の治療、お金の話しばかりの

意識の低い人々を嘆いていた。

精神的な宝を与えようとしていた。

治癒やお金は副産物だった。

 

 

信奉者一人一人に奇跡が起きた。

そのため信奉者が増えた。

信奉者の家に

テレポーテーションして現れて、

教えさとして、突然消えたというエピソードは、

たくさんあった。

 

 

ヒンドゥー教の家に生まれて9歳ぐらいの時に

イスラーム教の僧スーフィーが弟子にしたいと

連れられてイスラームの教えを学び、

 

 

そして、ヒンドゥー教

ヴィシュヌ派のスワミ サマルタに弟子入りして

ヒンドゥー教の教えを学んだ。

 

 

スワミ サマルタは、

ダッタトレーヤ神の化身と言われたので、

弟子のシルディのサイババ

ダッタトレーヤ神の化身と言われた。

ダッタトレーヤの伝統を受け継いでいる。

 

 

イスラームの信奉者に

クルアーンを読み、祈り、慈善をしなさいと言い、

 

 

ヒンドゥーの信奉者には、

ヒンドゥー聖典を読み、神の名を唱え、自分の義務をしなさいと言い、

 

 

カーストや、宗教の差別を批判した。

それをサイババ運動と呼んだ。

 

 

サイババの元に

キリスト教徒やシーク教徒も集まり

宗教を超えた聖者となった。

 

 

シルディのサイババのテンプルには、

毎日3万人以上訪れていて、

貧しいシルディ村は、

シルディシティになった。

 

 

毎日YouTubeのライブをしているので、

興味がある方は是非見て欲しいです。

 

 

宗教を超えた聖者は、

今の時期にこそ必要だと思う。

現在2023年、宗教の違いでまだ

戦争している。

 

 

まとめ

シルディのサイババは見た目が

イスラーム教なので

毛嫌いされがちですが、

宗教を超えた聖者です。

 

 

ダッタトレーヤの伝統を受け継いでいるので、

ヒンドゥー教の本流とも言えます。

シルディのサイババの言葉を見ると

神を体現した聖者です。

 

 

そして、信奉者には、

慈愛と奇跡を示されます。

ヒンドゥーイスラームの間に

違いは無いと言う人こそ

真実の本物だと思う。

(終わり)