祈りの恩恵の話です。
願いの恩恵の話です。
神の恩寵（おんちょう）とか、
天の恵みと言われたりします。
恩恵には、
２つの形があります。
それは、
①解決という形
②解消という形
です。
①解決という形は、
あなたの問題を解決することです。
あなたの問題に、答えが得られたり、
誰かに助けられたり、
または、問題が無くなってしまったり
することです。
②解消という形は、
問題や、困ったことは、変わらず
そこにありますが、
あなたの内側が変わって、
問題が気にならなくなってきます。
問題が問題ではなくなります。
解消は、さらに
問題の苦しみと
問題の解決策を渇望することの
葛藤の苦しみが、
無くなっていきます。
私たちは、
何かを強く渇望すると、
それを手放すことが
出来なくなります。
手放すことが出来ないことを
執着と言い変えてもいいです。
私たちが強く渇望して、
その渇望状態を
手放すことができない時、
問題に執着する時、
問題解決策に執着する時、
恩恵は、
私たちの望む恩恵を
与えることが出来なくなります。
恩恵は、
恩恵を与えたくて、
うずうずしているのに、
私たちの方で、
受け取れないのです。
私たちの
受け取り方の問題なのです。
恩恵は、玄関のドアの前まで
来ています。
問題の解消は、
あなたのマインドが穏やで、
何でも受容的で、
柔軟な状態の時に
起こります。
つまり、
マインドの穏やかな柔軟な状態を
作っていけば、
問題は、解消していくのです。
マインドが静寂を感じている時は、
私たちは、
ポジティブな思考、
ポジティブな感情などを
吸収することが出来ます。
その状態は、私たちが恩恵を
たくさん受け取ることが出来る
状態です。
私たちのめざす
マインドの穏やかな静寂は、
自分で作り出すことは
難しいです。
恩恵にハートを開くことによって、
静寂は得られます。
恩恵とは、
恩恵を与えてくださいと、
願う状態ではなく、
恩恵を受け入れて
恩恵と共に生き始めた状態の
ことなのです。
恩恵がない、全くないと
自分の欠乏状態を見せて
懇願するのではなく、
恩恵とあなたは、
2人三脚で進むべき
パートナーなのです。
では、ゆっくり目を閉じて、
深呼吸しましょう。
呼吸観察して、
穏やかな状態になって、
この恩恵の話のことを、
少し考えてみましょう。
（ラーメーシュワラムの海）
