瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

セルフコントロール

瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ

セルフコントロールの話。

 

心のセルフコントロールの前に

肉体のセルフコントロールを。

食事。

衣服。

運動など。

このへんは、専門の方に

お任せします。

ほどほどで、コントロールください。

 

感覚のセルフコントロール

瞑想などのスピ的な喜びなど、

精神性の楽しいことを

知っている人と、

知らない人とは、

大きな違いがあります。

 

精神的なものを全く受け入れない人の

思考の中は、「快楽」しか

ありません。

快楽主義です。

 

楽しいこと、可笑しいこと、

面白いこと、自分がいいこと。

快楽しか知らないのです。

 

スピ系を知らない人は、

快楽に向かっているので、

あまり、話が噛み合わないのですよね。

 

瞑想など、スピ的な道を行くなら、

五感の感覚に50パーセントぐらいの

満足で満たされて満足して、前に

進みましょう。

 

お釈迦様の言われた、

中庸の道ですね。

食べ過ぎず、食べな過ぎず、

眠り過ぎず、眠らな過ぎず。

50パーセントの満足で

満たされて、前に進みましょう。

 

感覚的に楽しむことは、

50パーセントにした方が、

次も新鮮に楽しめるし、

自分自身の感覚も暴走しないし、

良いのです。

 

セルフコントロールの反対に、

自由があります。

 

自由は、私たちが主観的に

ハートの中で感じられる真実です。

 

ハートの中の真実は自由です。

周りが何を言っても、

覚醒した人は、自由です。

 

その覚醒した人だけが自由であり、

マインドの色眼鏡、偏見で見ないで、

ダイレクトに物事と自分を結び

付ける力があります。

また、必要がある時は、執着せずに

物事から自分を切り離す力も持って

います。

あなたが物事に影響を受けやすく

しない限りは、あなた自身に何も

起こらず、平静です。

 

セルフコントロールとは、

好き嫌いの感情に左右されず、

感覚を俯瞰して見ることです。

 

ラーガraagaとは、執着、特別な愛着、

強く愛好することを意味します。

 

ドヴェーシャdveshaは、強い嫌悪感の

ことです。

 

ラーガとドヴェーシャの両方を

減らすことが目標です。

愛着と嫌悪の両方を減らすことです。

 

私たちの心は、好きなものに向かって

突っ走っていきます。嫌いなものから

逃げます。スピ的には、両方重荷に

なっています。

 

好きなもの嫌いなもの自体は、

良くも悪くもありません。

私たちの障害になりません。

 

私たちの障害になるのは、

ラーガとドヴェーシャです。

愛着と嫌悪です。

 

あなたの愛着は、楽しいことがあると

内側のひとりごとで、マインドが

繰り返します。愛着を強化します。

依存関係を愛着と作っていきます。

 

あなたの嫌悪は、嫌いなことがあると

内側のひとりごとで、マインドが

繰り返し嫌悪します。嫌悪を強化

します。依存関係を嫌悪と作って

いきます。

 

普段の生活のちょっとした嫌悪が、

過去の嫌悪感の事件を追体験させ、

嫌悪感を増幅して、相手に強い嫌悪感を

生み出します。

 

愛着と嫌悪は、あなたの心を

かき乱します。混乱させます。

集中力を削って、あなたの仕事の

邪魔をします。冷静に考えさせない

状態にします。

 

愛着と嫌悪は、物事を誤解させます。

あなたの人生を狂わせます。

死ぬ時にやっと気づいて、

あなたの心の愛着と嫌悪によって、

あなたが犠牲者になってしまいます。

 

このような混乱した心は、現実に

ついて熟考して、腹を据えて瞑想したり

真実を見いだすことができません。

 

ではどうすれば良いでしょう?

 

①痛みの喜びを感じる方法

 

嫌悪感は、あなたの心の中にあります。

相手に嫌悪がなくても、あなたの嫌悪が

悪さをします。あなたの心が問題です。

あなたの心の嫌悪を

相手に見ています。

相手はただの鏡です。

 

あなたが、あなた自身を

嫌悪しているのです。

 

あなたがあなたを痛め付けています。

これは、自傷行為です。

 

痛み(ダッカ、ドゥッカ)を抱きしめ

ます。

まずは痛みをハートに抱きしめます。

 

傷は、私自身にありました。心の傷を

ハートに抱きしめます。

 

相手は鏡です。相手を受け入れ抱きしめ

ましょう。

 

嫌悪感から自由になり、克服した喜びを

イメージして感じて、自分自身を

褒めます。

 

嫌悪感の体験学習から、卒業しました。

他人の嫌悪感も過剰な反応をせずに

冷静に見られました。

 

深い理解で、嫌悪感も私だけではなく

世界に繋がっていたと気づくかも

しれません。

 

痛みは、味わい尽くせば、喜びに

変わります。心の変容の種のようです。

 

②喜びの痛みを感じる方法

 

美味しい物を食べ過ぎたら、お腹を

壊します。愛着もいつか終わるので

過度な愛着は苦しみです。

 

これについて繰り返し考えます。

これは、プラティパクシャババナと

言います。喜びも痛みになる。

愛着から俯瞰して見るようになります。

 

③無邪気に赤ちゃんのように楽しむ

 

目の前にある物を楽しんでください。

赤ちゃんのように楽しむのです。

楽しみは、必要です。

人生に楽しみは必要です。

 

楽しむ間はいいですが、楽しみを

続かせようとしたり、

自分だけ楽しむようにしたり、

自分の計らいが全部障害になります。

計らいが苦しみに成長します。

 

嫌悪感から逃げないでください。

嫌悪感から避けないでください。

それは台風のようです。

あなたには、どうすることも

で来ません。

赤ちゃんのように泣ければいいですが

大人は、赤ちゃんのように泣けないので

深く深呼吸をして、

 

じっと許して、

じっと忍耐して、

相手の嫌悪と私の嫌悪は、

繋がって共鳴しただけです。

相手の嫌悪を共感しましょう。

通り過ぎるのを待ちましょう。

 

④有害なものはちゃんと否定する。

 

体に悪いこと、心に悪いことは、

ちゃんと否定しましょう。今日だけは

ダメですよ。

 

⑤満足度の遅延

 

欲しい物で、緊急でないものは、

後に延ばしましょう。

食べたい衝動の時に10〜15分遅らせて

食べるようにしましょう。

衝動が収まって食べなくてもいいかも

しれません。また、食べる量が少なく

すむかもしれません。

衝動のままに食べずに、

衝動を鎮める時間を少しとって

ください。

 

最後に、

極端な喜びも極端な悲しみも人生に

良い物ではありません。

今の自分自身を満足させてやることは

大事です。

自分自身を適度にコントロールすること

は、自分を守る上で大事です。

心の平和と、心の幸福を感じて

人生を生きることが大事です。

ある程度の

セルフコントロールが、あなたの

瞑想を静かなものにして着実に

スピ的な成長のステップアップに

なるでしょう。