瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

モウナMouna沈黙とは?前半

瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ

沈黙の話。

 

 

私は深いものの沈黙であり、私は

賢者の知恵です。

                        (ギーター10章38節)

 

マウナとは、沈黙を意味します。

スピリチュアルライフでは、沈黙が

雰囲気を作り出し、瞑想者は、

落ち付きの無い混乱の物質世界から

完全に隔離された内側の沈黙に幸福を

見つけることができます。

 

美しい音楽を聴いているときには、

誰かが話し掛けたり騒いだりすると

気が散って音楽の繊細なムードを

台無しにします。

 

瞑想者は沈黙の音楽を聴いて、

沈黙に浸っているのです。

邪魔されたら、腹が立ちますね。

 

ですから、瞑想の内側への旅で

注意がそらされたら、時間の無駄です。

全部台無しです。

ですから、瞑想が始まる前に完全なる

沈黙が得られるようにと、祈りが

あります。

 

有名なのは、

シャンティマントラ

Om shanti shanti shantih

宇宙の力、周囲の存在、内側から平和

沈黙が得られるように祈ります。

 

平和と沈黙は同じ意味があります。

 

沈黙は集中とスピ的な吸収を助けます。

この沈黙は私たちのより高い意識を

自己として体験するために必要です。

 

沈黙は奉仕、放棄、降伏をもたらし

てくれます。

それが、多くのテンプルが祈り、瞑想、

などの為に沈黙を維持している

理由です。

 

「私たちの耳が世界の大きな音で

満たされている場合には、私たちは

魂の声を聴くことができません。」

                            ラーマクリシュナ

 

真実の声を直接聴きたい瞑想者は、

雑音を聴く気にはなれません。

 

スピ的な探求者にとって最も最初の

習慣の一つは沈黙です。

瞑想者は、話してくださいと言われ

無ければ話すことはありません。

 

ヴェーダの啓示、発見、ひらめき、

創造的な思索なども、沈黙の中で

起こりました。

令和の現代でもそうです。

 

「水が静けさから明快さを引き出すなら

人の心の能力は計り知れない。沈黙に

保たれている賢者の心は、宇宙の

鏡にもなりえます。」               老子

 

おしゃべりな人は、100本の矢を射て、

当たらず。

沈黙の人は、1本の矢で的を得て

沈黙します。

 

私たちの現代生活、習慣では、

沈黙が悪いことになっています。

沈黙を鈍い、怠惰と混同します。

沈黙に嫌悪感を感じる人が多いです。

 

マウナサーダナ、沈黙の修行が

あります。沈黙を守ることです。

単に声を出さないだけでは、

マウナではありません。

 

このサーダナは、五感、感覚を安定

させ、心の声を沈黙させるために

行われます。

外側で沈黙すると、内側の会話が

よく見えます。

このサーダナは難しいように見えますが

とても、早く進歩します。

重要で有益なサーダナです。

 

外側の沈黙と、内側の沈黙の

先にあるのは、あなたの本当の

本質の輝きです。

 

ほとんどの人は、直感的に

それを理解しますが、

ほとんどの人は、短時間でも

沈黙を維持することが非常に

困難です。

 

それは、少数の熱意のある

瞑想者だけが、サーダナを

行うことができたために、

 

「行く人は多いが、門は小さい。」

 

と、聖者たちに言われていました。

が、しかし、

時代が変わってきました。

歴史が変わってきました。

地球の基底周波数が上がってます。

 

アセンションと呼ばれる

次元上昇が始まって、

インターネットで繋いで、

沈黙、静寂の意識が、

全世界に向けて広がっていく

手ごたえを感じます。

 

普段の生活でも、内側の雑音が

減っていくと、騒音が抑えられて、

摩擦が減ります。

内側の不調和が減って、

効率的な生活が出来ます。

 

マウナ沈黙の種類

 

①肉体の沈黙、カシュタマウナ。

②五感の沈黙、アンドリアマウナ。

③音声の沈黙、ヴァークマウナ。

 

後半に続く。