瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

自己認識の完了の次には?

瞑想は、内観、内省がすすめられています。

 

 

内観、内省は、自己を見ることです。

 

 

自己を見ることは、難しいです。

 

 

自己を見たことが無い人ほど、

簡単に出来るだろうと言います。

 

 

最初から自己を見れないので、

初めは、自己の呼吸観察から始めます。

 

 

ヴィパッサナー瞑想では、

入門に1日14時間の呼吸観察を

5日続けられたら、次の瞑想に進みます。

このぐらいはやっています。

 

 

次に体の感覚や動きに

気づきを向ける練習をします。

 

 

そうしてようやく、次の

心の動きに注意を向けます。

 

 

いろいろ個人的な体験は違いますが、

過程は飛ばして結論は、

 

 

自己を批判せずに、言い訳せずに見て、

 

 

『私は、嫉妬のかたまりだった。』

『私は、不満のかたまりだった。』

『私は、憎しみのかたまりだった。』

『私は、恐怖のかたまりだった。』

『私は、エゴのかたまりだった。』

『私は、欲望のかたまりだった。』

『私は、利己主義のかたまりだった。』

 

 

このような自己認識が来ます。

このネガティブな認識はつらいことで、

受け入れることは難しいです。

 

 

このような自己認識の完了を超えて初めて

スピリチュアルの扉が開きます。

 

 

自己認識の完了が終わり、

スピリチュアルなものとの壁が

取り払われ、自動的に変化が起きます。

 

 

スピリチュアルマスターやグルが、

『準備は出来たか?』

と言われるのは、このポイントです。

 

 

このネガティブな認識のその向こう側に

『あなたの神様』が

隠れていらっしゃるのです。

 

 

それを『神実現』と呼ぶ人が

いるかも知れません。

 

 

神実現は、私たちが思うより

ずっと近くにあるのです。

 

 

普段の生活で、

ネガティブな感情がなぜ起こったのか?とか、

この感情の原因は誰の責任か?とか、

そんな事は

全くどうでもいいことで、

 

 

大事な事は、

ネガティブな感情が起きた時に

あなたの心の中に

『何』があるのか気づくことです。

 

 

『何』かがあるから、

ネガティブな感情が起きたのです。

 

 

『何』も無ければ、

ネガティブな感情は起き無いのです。

ネガティブな事が周りで起きたとしても。

 

 

あなたの内側を

深く探求して欲しいのです。

あなたしか見つけられないのです。

 

 

この気づきが起こる時、

自己認識が完了した時、

神実現は、自動的に起こります。

 

 

人は、自動的に神実現するように

デザインされているのです。

 

 

地球上の80億の人が

みんな出来るのです。

 

 

もしかしたら、

2023年の今より縄文時代の方が

神実現していて、

神の声を聞いていたかも知れません。

 

 

私たちのハートの奥には、

内在の神がいます。

 

 

内在の神をアンタリヤーミンと言います。

 

 

今までアンタリヤーミンは、眠っていました。

 

 

神実現とは、あなたのアンタリヤーミンが、

あなたより速く反応して、

あなたをサポートしてくれることです。

 

 

内側の声が聞こえたとか、

読むべき本が光って見えたとか、

手が自動的に動いてボタンを押したとか、

発表会の記憶がないけど、完璧にピアノ弾いていたとか、

 

 

いろいろ個人的な体験は

人それぞれたくさんあります。

 

 

ですから、

あなたが立ち往生している場面に遭遇したら、

気づきが深まっていないので、

落ち着いて、気づきを深めてください。

精度を高めてください。

 

 

そして、ハートに手を当て、

あなたのアンタリヤーミンが

反応するのを見てください。

 

 

あなたの気づきの深度に応じて

反応してくれます。

 

 

自己の気づきの深度を深めることが、

ハートのアンタリヤーミンに

出会うことです。

 

 

ですから呼吸観察は、

神実現に連れて行ってくれる

『船』のような乗り物なのです。

 

 

目的地に着いたら

自然と役目を終えるのです。

(終わり)