瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ
ナーラダバクティスートラの話
インドでは手当たりしだいに何にでも
頭を突っ込んで引っかきまわす人や、
突っかかって議論を吹っかける人や、
トラブルメーカーの人のことを
ナーラダ、ナーラダと言います。
本当です。
インド人は何で2回言うんだろう？
ナーラダ仙は、聖典に
たくさん出てくる神仙です。
ナーラダの言葉を意訳してます。
①から続く、
アーチャリアは、バクティを引き出す
ことが出来る特定のプロセスについて
説明しています。
バクティは次のようなプロセスをたどる
と言えます。
あらゆる種類の官能的な満足感を
放棄することによって。
平凡な追求からの物資的精神的な
切り離しによって。
神を継続的に崇拝することによって。
主の栄光を歌うことによって。
聖典を読んだり、聴いたりすること
によって。
マハアートマン、グレートソウル、
パラマートマによって。
主の恩恵によって。
パラマートマを見神することは非常に
難しいですが、神さまは慈悲深いので
無いとは言えない。
もし、見神出来たらその影響は、精神
から肉体に及ぶまで絶大です。
パラマートマとの関わりは、
親愛バクティでしか成し遂げられない。
主と帰依者との間には本当は違いがない
ので、バクティはどちらからでも
覚醒することができる。（両方向で）
至高の主と主の生きている顕現の為に
人生を生きてみなさい。主との親愛の
繋がりを強く持ちなさい。
邪悪な集まりは避けるべきです。それは
欲望、怒り、妄想、記憶喪失、差別、
能力喪失を引き起こすからです。
悪はさざ波のように広がり、悪の海で
悪徳を膨らませます。悪と幻想の海を
渡るのは誰ですか？
誰が、錯覚を断ち切りますか？
それは、
物質とのすべての繋がりを断ち切る人
パラマートマに専念する人
利己主義を捨てる人です。
孤独と沈黙の中で生きている人。
愛着、執着を取り除く人。
自然の3グナから離れた人。
利益、不利益の二元性を捨てた人。
努力するが、努力の成果をも手放す人。
自分の利己心に振り回されなくなった
人は、他人の為に生きます。
自分がマーヤの海を渡るだけではなく、
他人をも超えさせる人。
彼岸に渡ってしまえば、ヴェーダの
知識さえも捨てる人。（海を渡ったら
舟やオールを捨てる人）
献身を純粋な愛の流れに変える人。
すべての生き物への慈悲と優しさから
世界の残りの人を助けることによって、
自分の解放をも放棄する人。
バクティの超越的な愛の性質は、
言葉では説明できません。
沈黙の中の主との繋がりを強く求める。
そのバクティは、準備が出来た
ふさわしい人のハートの中に
自ら顕現します。
そのバクティは真実の愛であり、
欲望や相対的なものを超え、絶えず
拡大している連続体であり、超越的な
意識です。
そのバクティの第１級のプレマに到達
すると、何を聞いてもその愛の音だけ
が聞こえ、その愛だけが語られ、その
愛だけが考えられます。
バクティの第２級のガウニバクティは、その人の以前の心の傾向、
サトヴァ純粋性、
ラジャス攻撃性、
タマス重鈍性によって、
３つに分けられます。
最初の方が後のものよりも優れている。
親愛のバクティの道は、他のどの道
よりも簡単ではるかに効果的です。
理由は、バクティは他の検証が必要
ありません。それ自体があかしです。
それ自体が理由です。
愛の結果は愛であり、
愛の証拠は愛であり、
愛の証明は愛です。
③に続く。
