瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

不安、暴力の話

瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ

不安暴力の話。

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インドでは、1日7.8万人がコロナウィルスに感染したと報道がありました。

 

今日のようにコロナウィルスの不安が
広がっている時代に、地域的な暴力や
人種的な暴力は勃発してしまう
傾向があります。


コロナによる、経済的不満が高まって
暴動がおきる国もあります。


この時期の若い人たち
この質問をさせてください。


あなたとは大きく違う人間に出会った

とき、あなたはどう思いますか?


あなたとは外見が違う人間に出会った

とき、あなたはどう対応しますか?


肌の色が違う人、または別の仲間の
グループに属している人を見るとき、
どう見て接しますか?


服のセンスが違う人や価値観が違う人を見るとどう思いますか?


あなたはすぐに批判しますか?


あなたは無視しますか?


あなたは嫌な気持ちになりますか?


自分とは違うと切り分けてしまう
傾向がありますか?


あなたの周りを注意深く見てください。


あなたの周りのすべての不安を
丁寧に見てください。

 

言葉の暴力も暴力です。
気づいて下さい。

 

態度の暴力も暴力です。


毎日、毎日、あなたのすぐ近くで
起きています。

 


テレビで見る、暴動、暴力が起こったときの人々は、通りで追いかけられて逃げています。


いろんな人がいます。

顔を隠し防具で覆われている人、

プラカードを持つ人、大声で叫ぶ人、
何かを主張する人。

 

世界中でデモや抗議が、

今まさに起きています。

 

身近なところでは、学校で学生は

不安から、あるクラスの人は
別のクラスの人を憎みます。


ある宗教の人々は
別の宗教の人々を憎みます。


ある国の人々は
別の国の人々を憎しみます。


ある地域の人々は
別の地域の人々を憎しみます。


これは、私たちには非常に原始的な
考え方があり、だれでも

「異なるもの」を
「脅威」と見なしているためです。

 

不安からの暴力は、私たちの「脳」の

原始的な反射です。


研究では、「人間の脳」は

「異なる馴染みのないもの」

に対して「ストレス」を感じ、

より友好的にならなくなることを

示しています。

 

生き残る為の「脳の反応」です。

 

馴染みのないものに
緊張反応、防御反応、攻撃反応が
起きます。


そして社会的疎外は、
非常に競争の激しい組織で
より多く行われています。


ですから、今日のようにコロナの
不安が広がっている時代には、
地域的な暴力と人種的な暴力は激増する傾向があります。


いじめと差別、嫌悪は激増します。

 

最近のテレビで見られる、

コロナウィルスの不安が高まっている

このときに、アメリカの

黒人人種差別問題が大きく出てくる

ことは心理的に関係があります。


これを理解するのに大人になっている
必要はありません。


子供どうしでも、

暴力といじめは増えています。


幼い子供でさえ、学校や遊び場で疎外の痛みを伴う辛い体験をしています。


差別と分離は、

あなたに害を及ぼします。


私たちは、肌の色や見た目の多様性に
おいて地球上で自らを傷つける唯一の
種です。


肌の色が違うから、差別する、
考えが違うから、差別する、
宗教が違うから、差別する。

 

「コロナだから、差別する。」


そんなことをするのは、
人間だけです。

 

地球上で人間が一番愚かです。


私たちは種として、200万年近い進化の歴史を共有しています。


私たちは同じ人間の体験を

共有しています。


私たちが地球上で、

この一つの種、一つの人類で

あることを、

何時になったら気づくのでしょうか?


地球上の生き物はみんな家族であることをいつ気付くことができるのでしょうか?


遺伝的、神経学的、精神的、感情的、

スピリチュアル的に、私たちはお互いに切り離すことができない存在です。


あなたが世界市民になっていくならば、あなたが新たな世代の人間になっていくならば、あなたは

「違う」ことを嫌うのではなく、

「嫌悪感を解消すること」を

学ばなければならないのです。


「違い」を愛し、尊重し、順応することを学ぶ必要があります。


あなたは注意深く、どこにいても暴力を取り除く責任があります。


そして、あなたがもし、

疎外されている人であるなら、他の人と違うことを恐れないでください。


いじめられていても、

堂々としていてください。


尊厳を持って堂々と違っていることに
勇気を持っていましょう。


すべての違いの中で、私たちは基本的に同じ気持ちを感じ、同じ欲求を持っているという存在です。

 

神さまは、

「多様性の統一」という

テーマを持っています。

 

地球上の人はみんなみんな違います。

外見は違いますが、気持ちは

同じです。


慈悲を持って人を助けることができる
存在になっていく準備をしましょう。


家族のように見知らぬ人をも助ける

ことが出来るように準備しましょう。

では、

ゆっくり深呼吸しましょう。

 

ゆっくり目を閉じましょう。

 

ゆっくり肩の力を抜きましょう。

 

ゆっくり心の緊張を緩めましょう。

 

ゆっくり呼吸に意識を向けましょう。

 

落ち着いたら、

あなたの「不安」に気づきを向けます。

 

ゆっくりハートに手を当てて、

今日一日の中で、「不安」を感じた

場面を思い出します。

 

「今日の活動で、不安に感じた場面を

ひとつ思い出して、再体験させて

ください。」

 

明確に方向づけをします。

 

黙想の中で不安を再体験してください。

完全に体験すると、

身体に、不快な違和感を感じます。

身体に緊張が出たりします。

それに意識を向けて、

ちゃんと体験します。

 

不快な感情と、不快な身体の感覚や

センセーションは、

二つで1セットです。

繋がっています。

 

不快な身体感覚を逃げずに、

ちゃんと体験して、解放してください。

 

逃げてるから、溜まるんです。

 

身体に不快な違和感が溜まって、

肩凝り、腰痛になっていきます。

 

ここをちゃんと超えると、

心が解放されて

自由を感じ、楽になります。

 

心が軽くなって、

仕事が楽しくなります。

 

次の「不安」を落ち着いて

受け流すことが出来ます。

 

ハートの不安の感情と

身体の不快な違和感に

気づきを向けます。

 

ゆっくり呼吸しながら、

気づきを向けましょう。