瞑想バカ-滝さんのひとりごと

瞑想バカ-滝さんのひとりごとです。東京在住49歳男性瞑想バカが、瞑想歴30年になり思うところあり、自分のような引きこもり系の人へ向けてひとりごとを言うブログです。

プラダクシナ右周りの礼拝

瞑想バカの滝さんのひとりごとブログ

プラダクシナpradakshinaの話

 

 

プラダクシナは、右周りに回って

礼拝することです。

お釈迦様の周りを右周りに3回って

礼拝することが書かれた本を

よく見ます。

 

 

神像や、寺院の周りをぐるぐる回って

礼拝することです。

 

 

プラダクシナのサンスクリット語は、

「正当な理由のために、神聖な物体の

周りを動き回ること」です。

 

 

お祈りや、願いを込めて、

マントラを唱えながら、

片手に数珠を持って108回回ることが

多いです。

 

 

円を描いて周りを回るということは、

神像とは同じ距離で、常に右手に

神さまを見て前に進んでいきます。

 

 

人生で言うと、毎日生活している私の

右手に神さまが常にいて、つかず

離れず、見守ってくれていることを

あらわしています。

 

 

右周りは、理科の右ネジの法則では

上向きの力になります。

右周りに回っていると、

クンダリーニを上昇させる力にも

なります。

 

 

ヴェーダプラダクシナの物語が

あります。

 

ある日

シヴァ神が、息子のガネーシャ

カルティケーヤを呼んで言いました。

「全ての知識を集めて来なさい。」

「世界中を見て来なさい。」

 

 

それを聞いたカルティケーヤは、

お供の孔雀の背中に飛び乗り、

世界中を旅して

いろいろな体験をして、

見て周りました。

 

 

一方で、ガネーシャは、

父親のシヴァ神の周りをぐるぐると回り

シヴァ神を包囲して、こう言いました。

「全世界がシヴァに含まれる。」

「シヴァの中に全てがある。」

そして、

シヴァ神を礼拝しました。

 

 

それを見たシヴァ神は、

ガネーシャの行為は正しいと、

ガネーシャを正当化しました。

 

 

プラダクシナは、

胸の前で合掌して、合掌したまま

歩幅は小さくして歩きます。

大股で歩かないこと。

 

 

心の中にあなたの神をイメージして

イメージと一緒に歩きます。

平和と穏やかな気持ちで周ります。

イライラしている時は、あなたの

怒りが増大するので、

あなたを守る為にプラダクシナは

やりません。

 

 

生理中の女性も、浄化のプロセスが

起こっているので、プラダクシナは

やりません。

 

 

神格によって、

最低回数があります。

これ以上の周回が推奨されます。

 

 

ガネーシャ 1回

シヴァ 2回

ヴィシュヌ 3回

Ayyappa 4回

カルティケーヤ 5回

ドゥルガー 6回

トゥルシー 7回

 

 

プラダクシナによって、

過去と現在のネガティブなカルマを

取り除くとも言われてます。

 

 

テンプルに行けなくても、

心の中でもプラダクシナは

出来ます。

今日は

瞑想しながら、

プラダクシナしましょうか。